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新しいお店、一ヶ月目6

 それからしばらくして、気分転換にと、二人で宝塚観劇に行ったのでした。
 確保できた席は今まで僕がご主人様とご一緒した中で一番前に近い最高の席なのでした。当日、いつものように会社に出勤してその日の段取りをしてから大阪に向かったのですが、途中お客様からのクレームの電話対応が入り、ぎりぎりの時間におにぎりを準備して宝塚に到着することができたのでした。しばらくしてご主人様が到着し、二人で駅のベンチに腰掛け、おにぎりを食べた後、大劇場に向かったのでした。大劇場はいっぱいのお客様でした、その中をご主人様の案内で予約した席に着くと、
「うわあ、すごくいい場所ですねぇ」「うん、とってもいい席ねっ」
 そうして第一部の劇が始まったのでした。そうして、二部、ミュージカルは圧巻でした、これぞタカラヅカというくらい僕が見たなかでも一番素晴らしく感動したのでした。それは頭の中にあるいろんなものが吹き飛んで宝塚のパワーの洗礼を受けた、そんな感じなのです、そして不覚にも僕は涙ぐんでしまったのです、ご主人様は、「もしお前がいなければ思いっ切り泣いていたわ、感動したわ」二人はその感動を抱いたまま、テラスに腰掛、お互いの感動を確かめあったのでした。それからしっかり、一時間ほどで出待ちをしたあと、いつもの英国風喫茶店で余韻を味わったのでした。
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新しいお店、一ヶ月目5

 そうして、実家に帰って2日後に仕事に戻り、電話がありました。
 「この前はお前に随分と心配させたわね」
 「実家でゆっくりされましたか?」
 「ううん、余り寝れなかったの。でも、もう、もうひとりの新人の子のことだけど、私と全く別のものだってわかったの、だからあの子はあの子でがんばればいいことだし、私には関係ないことだって」
 「ご主人様とは全く仕事のスタイルが違いますから、一緒に考えないほうがいいです、自信をもっていれば問題ないです」
 「うん、そうする」
 そうして、それからというもの毎日のようにその日のご主人様の結果を報告して頂いたのでした。それは毎日、毎日、起伏がありました、ある日はお客様がひとりもつかなくて不安だ、不安だと嘆いていた翌日、お客様が4人入って疲れたといいながらもとてもうれしそうなお声でその日の報告を受けたのでした。そうかと思うと翌日「ぼうず」で落ち込んだり、本当に起伏の激しい毎日なのでした。そのたびに僕はご主人様に、「大丈夫です、どーんと構えてください、ランキングトップは目の前なのですから」と宥めるのでした。
 こうして僕達は毎日毎日反省をして翌日のスタートを確認していったのでした。
 ただ、僕はたとえご主人様がトップをとったとしても、今度はトップを維持しようと自己を追い詰めることで欝にならないかが心配なのでした。

新しいお店、一ヶ月目4

しばらくしてから、電話をしました、
すると、ご主人様は、「もう私は SM業界から望まれていないってことなのよ」
 「そんなに早く結論づけてはいけません」
 「でも、じゃ。どうして私じゃなく、その新人にお客様がいっちゃうのよ。それにその新人、態度が悪くって気に入らないの、しかもその新人をオーナーが押していることも気に入らないわ、ブレイひとつできないのに」
 「もう少し様子をみましょう、それにその新人は性感コースでしょう、ご主人様のようにM専科コースではありません」
 「でも、新規のお客様がつかないわ」
 「ご主人様でないといけないリピーターがいっぱいらっしゃるじゃないですか」
 「でも、新規のお客様がこないと意味ない」
 「ご主人様、その新人の方は性感ですから、ご主人様とはまったく方向が違うし、それに性感のお客様ってリピート率は低いと思います、今、新人だから来ているだけでその新人にリピートするかどうかはわかりません」
 「もう私、SM業界で必要とされていないのだわ」
 「もう少し、様子みましょう、あまり考えすぎないで」
 「うん、しばらく実家に帰って、愛犬に癒されてくるわ」
 「そうしてください、実家にいるときは仕事のことを忘れて」
 「うん、そうする」

新しいお店、一ヶ月目3

 そして月の真ん中くらいのとき、深夜ご主人様から連絡がありました。
 「私の後に入ってきた新人に2本、新規のお客様がはいった、いやだなぁ」
 嫌な予感かしました、ご主人様はご自分でご自身を追い込んでいる、そう感じたのです。
 「ご主人様、あまり気にしないでくださいね、これからの動きを静観しましょう」
 「そうじゃないの」
 「だめです、そんなに自分を追い込んだら病気になります」
 「違うのよ、メールするわ」
 電話を切ってしばらくしてご主人様からメールがありました。
 「私が言いたいのはね、こうしてお客さまがわざわざお金をかけてポンポンと新人とプレイすることが私にはなかったわ」
 「始まったばかりですから、しばらく様子を見ましょう」
「違うの!始まり方が違うってことなの!もう!」
「それもわかっています、そのことを脅威に感じていることもわかったうえで申し上げているのです、ご自分でご自身を追い込まないで」
「しばらくしてから電話して頂戴」

新しいお店、一ヶ月目2

それから、清濁併せ飲むことにしたご主人様は、新規のお客様を増やすためにいろんな戦略を考えては僕に相談を持ちかけてくれたのでした。
ご主人様とお会いする日の早朝、ご主人様から連絡がありました。
「ねぇ、このままだとランクングどうなのか不安定なの。今私は緊縛を売りにしているけれど緊縛だけだと他の女王様と差別化できないと思うの、で、吊りをひとつの売りにしようと思ったの」
「はい、それはいいことですね、この新人期間の2カ月の間、いろんなことにチャレナジしましょう」
「うん、で、一度、吊りができるホテルをお前に予約してもらって試して、そのホテルに交渉しようと思うの」
「かしこまりました、じゃ、今日、予約します」
「うん、お願い」
 ご主人様は新規のお客様を増やすために他の女王様はない売りを作ろうというのです、確かに「吊り」ができる女王様は少ないことからいい戦術だと感心し、早速、吊りのできるホテルに予約を入れようとしたとき、ご主人様から連絡がありました、「だめだわ、お店のオーナーに相談したら、お店から離れたホテルを使うのは止めてって言われたの」
「そうですかぁ、残念です」
結局ご主人様のその案はお店からストップかかかったのでした。
それから、今度は僕のほうからご主人様に提案しました、
「たとえばエネマグラでドライオーガスムを体感させるスキルがあればすばらしいと思います、最近、エネマグラを購入して2.3回試したのですが、一向に感じません」
「エネマグラ、もっているの?一度かして頂戴」
「はい、2.3回しか使っていませんから新品同様です、今度お持ちします」
 このエネマグラは、この後、ご主人様のアイテムのひとつに加わったのでした。

新しいお店、一ヶ月目1

入店して一ヶ月があっという間に過ぎ去ったのでした。
その間、いろんな出来事がありました。
入店して一週間目、ご主人様から深夜メールがあり連絡をしました。
「どうされましたか?」
「うん、ちょっとした野望があるの、聞いて」
「何、何ですか?」
「うん、新しいお店になって一週間だけれど今までと違ってすでに指名がたくさんあるの、この調子でいくとランキング一位になれそうなの」
「いくと思います、この新人期間2ヶ月の間に新規のお客様を作って、2ヶ月後のリピーターにつなげていってください。ただ、前のお店のときのようにならないよう、体調だけは、気をつけてくださいね」
「うん、私も同じことは繰り返したくないわ、でもランキング1位になって前のお店を見返してやりたいの、お店の後押しさえあればトップにもなれるのだって、わかる?」
「はい、よくわかります」
「うん」
「でも、ご主人様、こうして調子がいいのもお店の後押しがあるってことを感謝して周りの女王様に対しても平常心を保っていてください、あまり回りの女王様を刺激しないように。たとえ、お友達でもこういうことってお金が関係しますから、あまりいい気にはなれないと思いますから」「うん、ありがとう、そうする」

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