「ねぇ、お前に相談というか了解を得たいのだけれど」「何ですか?」「これ見て」ご主人様は携帯電話を手に取り画像を見せてくれました。「ケーキですね」「うん、そうなの、実は奴隷がくれたの。ブログにアップしようと想うのだけれど、毎週クレープを買ってくれるお前に黙ってアップできないわ」「うれしいです、まずそうして僕に相談してくれることが」「このケーキ有名なバティシエに作らせたそうなの、ほら、薔薇の花をあしらったチョコレートに私の名前が入っているでしょう」「すごいですねぇ、その方を何回プレイされたのですか/」「うん、役職のある方で2回プレイしたわ」聞くほどに僕のなんともいえない嫉妬心が膨らんで自ら制御できないくらいになってしまったのです。「ご主人様、いかんです、聞くのじゃなかったです、嫉妬で潰されそうです」「執事でしょ、がんばれ」「ええ、でも駄目です」「お仕事だからしようがないでしょう」「そうですよねぇ、執事ですよね、お金もってらっしゃるのですものね」「うん」「でも気をつけてくださいね」「うん」「だってこの前も別の奴隷さんおかしくなってしまったでしょう、この前の方は今?」
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