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プロローグ1-4

    それから数ヶ月後退院できる日がようやくやってきたのでした。早速僕は待ちに待った東寺を訪れ、憧れの立体曼荼羅を初めてこの目で見るときがやってきたのでした。東寺は京都駅から歩いて15分くらいの距離にあります、東寺につくと入場券を購入して講堂の中に入りました。中はひんやりとしていてなんともいえない匂いとともに立体曼荼羅は僕の目の前に現れました。真っ先に僕は大日如来の前にいきました。見上げると優しい表情で僕を見やっています、その深い眼差しに触れ、僕の心の中がすうっと落ち着いていくのでした。僕は自然と手を合わせ拝んだのでした。「僕を生かせてくれてありがとうございます」思わず僕の目から涙が零れたのです。こうして念願の大日如来にお会いできこの僕のすべてを包み込む包容力にすっかり心を奪われてしまいました。以来、しばらくは月に2回は講堂に入る習慣になったのです。大日如来以外の仏像もとても素敵な表情なのです、一体、空海はこの立体曼荼羅で何を表現しようとしたのだろう。それかおら僕は空海に関連する本を読み漁ったのでした。読めば読むほど空海のスケールの大きさに圧倒されました、曼荼羅・即身成仏・理趣経。。。。。。

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プロローグ1-3

   そうしてその病院で僕は東寺を知り空海に出会うことになるのです。今まで宗教そのものに対してあまりいい印象はなく、ひとつの宗教に凝り固まること自体好きになれなかったこの僕が東寺を知り立体曼荼羅を知ることで空海と出会いそして真言密教という世界を垣間見ることができたきっかけとなったのでした。
 その病院は比較的大きく図書館がありしました。何とか車椅子での移動が可能になった頃、よくひとりでその図書館に通ったのでした。そしてそこで何冊か借りた本の中に東寺の写真集があったのです。その本は有名な写真家が東寺の四季を撮ったものでした。そのなかに東寺の講堂にある立体曼荼羅の写真を見て、「はっ」としたのです。それは今まで大仏といえは奈良の大仏しか見たことがなくなかったので、奈良の大仏以外にも大仏が存在することが以外であったことと、何よりもその仏像のなんとも言えない『包み込むような』表情に惹かれてしまったのでした。以来、僕が一人で歩けるようになったら必ず東寺を訪れて実際に立体曼荼羅を見ようと、それは僕の退院へのひとつの目標でもあったのです。

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