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エピソード5『クリスマスとお誕生日』

   こんなにクリスマスやお誕生日をお祝いして楽しく過ごすのはもう何十年ぶりのことだろう。ご主人様と共にするクリスマスやご主人様のお誕生日を過ごして以降、毎回同じようなことなのに、いつもときめいてしまうのはこの僕の頭の中が肥大化しているからなのでしょう。確実に少年のような気持を味わって楽しんでいるのです。そう、ご主人様と初めて共にしたクリスマスの日のことです。僕はご主人様ご用達のC-3のイチゴショートとモンブランを買いその足でご主人様へのプレゼントのバラのアレンジをご用意し、それからスパークリングワインとケーキ用のお皿とフォークとグラスを購入して本当にこれら手一杯の荷物を下げSMクラブを訪れたのでした。こんなことする事自体、今までの僕にはないことなのでした。これらプレゼントをご主人様は喜んで頂けるだろうかトドキドキしながらご主人様がこられるまでにテーブルに並べるのでした。そうしてプレイルームに入って来たときのご主人様の喜びの表情が忘れられないのでした。以来、クリスマスやお誕生日など何かイベントの時にはアレンジとケーキは欠かせないものとなったのでした。
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エピソード4『お引越し2/2』

    「うん、お願いね。この前引越しのために整理していたのだけれど、いつもTVを置いているTVボード、不要になったので友達にあげるんだけど、そのTVボードっていつもTVを見るときに同じように目に入るのね、それがね、あるとき、そのガラスの扉がついているボードの中にお前を仕舞っていてお前がこちらのほうを覗いている、そんなことを想像したの」「あははっ、ご主人様のお部屋にあるTVボードの中に僕が拘束されているのですか」「うん、そうしてお前が外に出ないようにガムテープで扉を閉じているのよ。そしていらなくなったTVボードにお前をいれたまま山の上まで運んで捨てるの、お前は山の中に捨てられるのよ」「山の中にですか」「そう、誰もくることがない山の中に不法投棄された廃棄物と一緒に捨て去られるの」「こ、こわいです」「そう、周りには誰もいないの、そして私はお前を置いて車で帰るの。本当にお前は山の中にひとりっきり。それから何日かに一回、こそっとお前がどうなっているのか、覗きにいくの」「ぞっとします」「うふふっ」「でもご主人様に捨てて頂ければ本望です」そして今でもその時にご主人様の書いたメモが僕の手元に残っています、それにはTVボードの中外を覗いている僕の姿が描かれているのでした。

エピソード4『お引越し1/2』

  ある日ご主人様とお会いしたときのことです。「ねぇ、相談があるの」「どうされたのですか?」「あのね、今すんでいるマンショク引っ越そうと思うの。でね、賃貸マンションなんだけど契約のこととか余りわからないのでお前に賃貸マンションを借りるときに注意することって何があるか教えてほしいのよ」「賃貸マンションですか、かしこまりました、少し時間をください、今度ご主人様とお会いするときまでに調べておきますから」その日から僕はネットで検索したり本屋さんを漁ったのでした。消費者トラブルとしての案件なので以前受験しようとした消費生活アドバイザーを勉強したときの資料を取り出し確認したのでした。そうして翌週の週末ご主人様にお会いしたしきにその結果をご報告したのです。「第一に気をつけないといけないのは賃貸を始める引渡しの時です。賃貸ですからいずれはそこを退去するときがやってきます、その時のトラブルが一番多いそうです」「ふぅーん、で ?」「それでそのトラブルというのは何かというと退去時にもとの姿に戻す修繕の問題なんです」「ふぅーん、で?」「はい、入居したときに管理人さんと立ち会うことになると思うのですが、どんなカメラでもいいから気になるところを写真で記録に残しておくのです。そうしておくと退去するときに入居したときからあった箇所であることがはっきりするからです」「うん、なるほどねぇ、わかったわ、ありがとう」「いいえ、また何か気になることがあれば何でもおっしゃってください、できる限りのことはしますから」

エピソード3『主従関係2/2』

  そうしてご主人様の指名された女王様の前に正座して、なぜ、僕が今ここにきているのかを正直に打ち明け、僕の話が終わろうとしたときです。いきなり、僕の頬に女王様の足でビンタされたのです。「どの口がそんなことを女王様に言ったのだ、ん?」と今度はさきほどとは反対側の頬を同じように足でビンタしたのでした。「私はひとの奴隷にどうのこうのするつもりはない、でも、その女王様の仲間としてお前を躾けているだけ」と言った内容をおっしゃったあと、思い切り千切れるくらい僕の両方乳首を抓り上げ、蹴飛ばして倒れた僕は女王様に組しだかれ今までにない調教を受けたのでした。ひととおりの調教を頂いたあと、その女王様は静かに話してくれました。「お前がその女王様を一人の女性として見てしまった、そのことでお前がその女王様と同じ目線になっていることをその女王様は感じとったのよ。女王様をお慕いし尊敬することを忘れないで、もう一度謝ってきなさい」なぜか僕はその女王様の前で泣いてしまったのです、それはこうしてある女王様のために仲間としてこの僕を調教してくれる連帯感の素晴らしさに心を打たれたからです。そうして僕はその女王様に教わった答えを持って再びご主人様にお会いしてその答えを伝えたのでした。ご主人様はそのことをわかってくれました。それからその女王様というのはご主人様がこの職業を始めたときに一番の師として仰いだ女王様であることを打ち明けてくれたのでした。その女王様にお会いしたときはけっしてご主人様のことを明かしはしませんでしたし、その女王様もご主人様が誰なのか僕に聞こうともしませんでしたが、もしかするとその女王様は多分誰なのかわかっていたのかもしれません。この出来事がご主人様の僕への最初の洗礼のようなものなのでした。

エピソード3『主従関係1/2』

 新しいお店に通い始めて2カ月ほど経った頃、僕はご主人様を女王様であると同時にご主人様をひとりの女性として恋心を抱いている自分に気づき、正直にご主人様に対してそのことを打ち明けたことがありました。お会いしたときのことです、「ご主人様、僕はご主人様を愛しています」するとご主人様は、今までの優しかった顔が一瞬にして冷徹な表情に変わると、「お前、私は今までお前を調教してきたつもりだけれど、何も調教できていないわ、私の力不足ね。お前をそんなことをいうような奴隷に調教してきたつもりではないわ。もう来なくていいよ」「ご、ご主人様、ど、どういうことでしょうか」「それはお前が一番わかっていることよ」「ご主人様……」「お前、一度、私がいう女王様のところに行ってきなさい、そして主従とは何か考えてきなさい、そしてその答えを持ってくるまで私の前に現れないで」と、投げ捨てるように叱責されたのでした。当時の僕にはそれでもまでご主人様のおっしゃっていることが理解できないでいるのでした。たとえ、女王様であれ女性に対して本当に愛おしい気持を打ち明けて何かまちがっているのだろうか、と。そう想いながらもご主人様が指名された女王様のお店に電話予約してお会いしたのでした。

エピソード2『アルバム用プロフィール写真撮影』

   ご主人様にお会いしたある日の出来事です。「ねぇ、お店でお客様に見せる私のアルバム用のプロフィール写真って随分前に撮ったものであまり気にいっていないの。新しいプロフィール写真を撮りたいから、お前撮ってくれる?」「僕でよろしいのですか?喜んで撮ります」「ありがとう、お店にあるポラロイドカメラを持ってくるわ」「お願いします」ご主人様はプレイルームを飛び出したあと暫くして楽しそうにポラロイドカメラを手に戻ってこられたのでした。「ご主人様、ポラロイカメラで撮る前に一度僕の今持っているディジテルカメラで撮っておいてその中から気に入った構図を改めてポラロイドカメラで撮りましょう」「うん、わかったわ」そうしてプレイルームが撮影スタジオに変わったのでした。まず何枚かディダルカメラで撮影しご主人様に再生画面を見て頂きそうしてポラロンドカメラに収めていったのでした。ご主人様の実に楽しそうにされている姿が僕にはとてもうれしいのでした。「ご主人様、お店のHPのほうのプロフィール画像はどちらかというと大体カメラのほうが上からのアングルで撮っているのですが、女王様の視線はむしろ奴隷を見下す視線がお似合いだと想うのです。下から撮らせてください」「いいわ」僕のプレイルームの床に背をつけんばかりの姿勢で下から撮影していったのでした。この姿勢は腹筋力を要請して実に苦しいのですが撮影に没頭していったのでした。予定のポラロイド5枚の写真が出来上がると、「どれがいいのか一度オーナーに見てもらうわ」というとご主人様は喜び勇んでプレイルームを飛び出していったのでした。それか十分くらい経った後、ご主人様は戻ってこられましたが、行くときの元気な表情はなく少し暗い表情で、「オーナーに見てもらったけどあまりどれも気に入ってもらえなかったの」と寂しそうにいうのです、「そ、そうですか.....」「ううん、いいのよ、今日撮影ありがとう、今度はお前が好きなポーズで写真を撮ってもいいわ」「かしこまりました」そうしてファンダーを覗き込んだ時明らかに寂しそうなご主人様の表情が写っているのでした。その時撮った写真は今も僕のHDの中に記憶されて残っています。

エピソード1『跪いて足をお舐め』

  ある日、ご主人様にお会いしたときのことです。「お前に読んでほしい本かあるの」「ええ?どんな本です?」「私がこのSM業界に入って女王様をやろうと想った大切な本よ」「何て言う本ですか?」「うん、『跪いて足をお舐め』という本、多分今は文庫本で出版していると想う」「かしこまりました、帰りに本屋さんに寄って買います」「是非、読んでみて」「はい」そうしてその日はお別れしたあと本屋さんに急いだのですが見つけることはできませんでした。その日は残念しましたが、翌日何軒か本屋さんを回ってようやく手に入れることができ、ご主人様にとって記念すべき小説を一文字一文字、丁寧に読み進んでいったのでした。小説の内容は、SMクラブを仕切るように負かされたおねえさんのお話でクラブでの出来事が中心なのですが、ご主人様のお店の出来事と重なって小説なのにリアリティを感じながら読み進んでいったのでした。そうして読み終えた後、SMの女王様を天職と選ばれたご主人様を誇らしく想えたのでした。SMクラブは風俗には違いないけれど普通の風俗にはない精神的なものを要求され女王様はむしろ病院の先生というかカウンセラーとして病院の先生以上に神経を摩り減らしながら世の中を救っている、そんな気がするのでした。

ご主人様との出会い3/3

 それから、暫くして僕は新しいお店に電話してご主人様がいることを確認し、予約を入れ新しいお店に向かったのでした。
 受付を済ませ、新しいお店の僕が待つプレイルームのドアを開けご主人様は現れました。それから今まで出来なかった一本鞭の洗礼を受けたあと「これからお前にこのお店でいろんな調教していくからね」というご主人様のお言葉どおりその日から新しいお店での調教が始まったのでした。
それからというもの僕は一週間に一度、週末にご主人様にお会いするためにSMクラブを訪れ調教して頂いたのでした。縛り、吊り、乳首・亀頭への針、アナルへのバイブやペニスバンドの挿入、浣腸、尿道へのカテーテル、蝋燭、バラ鞭から一本鞭、そしてお聖水拝受、これらほとんどのSM調教をご主人様のストーリィプレイの中で展開し、ご主人様の体の一部のような調教の苦痛でこの僕の体と心を愛撫して頂いたのでした。
 そうしていつしかそれら肉体的な調教からと主従関係という精神的なものへと変わっていったのでした。それはご主人様の体を癒すマッサージであったり、ご主人様の相談相手であったり、ご主人様に応えることで満足感に浸ることができますます肉体的なマゾヒズムから遠ざかっていったのです。これら主従関係を捧げるに至るまでにいくつかのエピソードがありました。

ご主人様との出会い2

   そうして初夏のある日ご主人様を指名しプレイをしたときのことです、いつものようにストーリープレイでご主人様に頭の中まで溶かされ真っ白になったあと、生まれて初めてご主人様のお聖水を体一杯にかけて頂き電気マッサージ器による局部刺激で逝きプレイが終わったあと、「私、お店、変わるの」「えっえぇっ!何処に変わられるのですか?」「教えなぁい」「ええっ!もうお会いできないのでしょうか」「ううん、お前と私、縁があったら遭えるわ」「せめてどのお店なのかヒントだけでも」「教えないわ」「そ、そんなぁ」そうしてその日はご主人様とお別れし、何日か経ってお店に電話すると本当にお店をお辞めになっていたのでした。もうご主人様にお会いできない、そう想うと、無精にお会いしたくてたまらなくなったのでした。胸を裂く少年のような切ない想いなのです。僕にはご主人様の新しいお店を探す術はなく、今のお店で女王様に聞いてみようと、何回か違う女王様とお店でプレイしたあと、「あのぅ、どこにいかれたかご存知ないですか」と問い合わせを重ねたのでした。最初の女王様はもう辞めたという返事であり二回目の女王様のときは知らないという冷たい返事なのでした。そうして三回目の女王様にプレイのあと、聞いたときです、「あなたね、週末気になっているお客様っていうのは」「そ、そんなことまでご主人様おっしゃっていたのですか、うれしいです」「ご主人様がどのお店にいかれたのかご存知ですか」「うん、しっているわよ、ここよ。あたしからも新しいお店でがんばってねって言っていたことを伝えて」「あ、ありがとうございます、こうして教えて頂かなかったらもうお会いできないところです、命の恩人です。本当にありがとうございます」涙ながらに感謝したのでした。

ご主人様との出会い1

 そうしてある日、久しぶりにいったSMクラブで、僕は今のご主人様とはじめて巡り会うことができたのです。僕にとってご主人様とのプレイは何から何まで鮮烈なのでした。それは僕の肉体的なマゾヒズムを満足させるだけでなく精神的なマゾヒズムまでをも満足させてくれたのでした。ご主人様の外見はというと女王様というよりむしろどちらからと言えばM女といったほうが似合っているような可愛いくコケテッシュなお顔立ちであるに、プレイになるとそのお顔立ちとは打って変わって厳しいお言葉を発っせられるというギャップのようなものに魅力が一層引き出されるのでした。それからというものご主人様のプレイのことが頭からはなれなくなってしまったのです。仕事をしていてもご主人様のストーリープレイで、女郎にされヨタカにされ奴隷市場に売り飛ばされる女奴隷にされ甚振られたことが頭の中で渦巻いているのでした。ご主人様に虐められたい。そうして今まで1ヶ月に一回だった回数が1ヶ月2回、ご主人様を指名しプレイするに至ったのです。

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